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ずっと喪で人生を過ごしてきた私は、大学でも喪。
キャンパスが田舎にあった事もあり、垢抜けしないボサ喪。
所属していたゼミが、都内にキャンパスがある学部のゼミと共同プロジェクトを組む事になった。
急にリア充組と接する機会が増えたものの、なかなか馴染めず居心地悪かった。
で、そのプロジェクトの学会での研究発表に向けて夏休みも使って作業をする事になったんだけど、
さすがリア充達は忙しくて、出席率が悪い。
そんな中で私は夏休みを一日たりとも休まず出席した。
まあ、バイト料も出るし、弟が受験生で家族旅行とかもなかったから、私としては別に苦痛でも
なんでもなく。
逆にリア充が少ない中、コツコツ作業に没頭できるのは楽しかった。
そして夏休み最後の日、プロジェクトに参加していた外部のフリーランスの人に呼ばれた。
なんだろうと思ったら、図書券が入った封筒を渡された。結構な金額だった。
「他の子や先生には内緒ね」
と言われキョトンとしてたら、
「皆勤賞は君だけだったしね。頑張ってくれたから」
とにっこり。
その人はこのプロジェクトのために雇われた外部の専門職の人で、雇い主側のバイト学生なんかに
こんな事をする必要なんて本当はないはず。
当時はそこまで考えなかったけど、ただただ認めて貰えた事が嬉しかった。
コツコツやっていれば、見てくれてる人もいるんだ、と心を新たにした。

その図書券で買った就活本やSPI問題集のお陰で就職したのが、今の会社。
冴えない戦力で相変わらず喪だけど、考課面談で上司に言われた。
「君は皆が嫌がる事や面倒な仕事を、文句一つ言わずに頑張る。そこを高く評価したい」
と、同期の中で一番早く昇級させてくれた。
今度は泣きそうになった。

地味喪だけど、コツコツ頑張っていれば、どこかで見ていてくれる人がいる・・・
というか見てくれる人に恵まれて幸せです。
これからも頑張ろうと思う。

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Wednesday 11/4/2009

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